T.U
生産技術部 / 2021年入社 新卒
多様性の時代に、会社とともに
成長している実感
日々の業務では、BGホイールの開発を行っています。 BGホイールとは、半導体製造工程において、ウェハなどを薄く研削する工程で用いる工具です。ビトリファイドボンドと呼ばれるガラスを主成分とした結合剤の中にダイヤモンドを混合し、SiやSiCなど様々な素材を薄く研削しています。その薄さは用途によって様々ですが、新聞紙よりも薄く研削することもあります。業界が成長していくにつれ要求も厳しくなり、当社工具も例外ではありません。世の中の求められる製品を開発していくためには仲間と協力し、持てる知識と技術を集約する必要があります。当社はそういった環境が非常に整っており、難しい課題にも果敢に取り組めています。
一年目の研修では、当社で生産している工具の基礎的な知識を、実際の試験を通して学んでいきます。技術系の新入社員は神奈川県の川崎市にある玉川工場で一年研修を行い、翌年4月から各工場に配属されました。研修の具体的な内容は、基礎試験を行いながら、装置の使い方やそれぞれの工具の特徴を学んでいきます。私は学生時代、化学を勉強していたので研削装置や半導体製造装置は触れたことがありませんでした。しかし、一年研修の中で業界内のスタンダードな装置にはほとんど触れることができました。それによって今ではほとんどの装置の基礎的な原理を理解して使用できるようになりました。
機械の使い方だけではなく分析機器の使い方についても一年目では学びます。何か問題が発生した時は、なぜ問題が発生したのかをしっかり解明して次の取り組みを行うことが非常に重要です。その解明の手段である分析機器の使い方も一通り学ぶことができますので二年目以降困ることはありません。
また、どこの工場・営業所に行っても先輩社員の方々や上長が親切に対応してくださったので、未経験の分野にも積極的に取り組めたと感じます。
一年目の研修内容はすべて二年目以降に役立っていると実感しています。特に、工具の基礎知識を一年目に幅広く学んだことで様々な視点から問題解決の糸口を見出すことができていると感じます。当社は創業80年以上の会社です。その80年の中で様々な社会の問題を解決するのに貢献してきています。それぞれの工具にカギとなっている技術が必ず存在しており、その技術を一年目にしっかり学べることで今の工場に配属になったときに様々な観点から解決策を考えることができていると感じます。
現在は生産技術として半導体業界に向けの工具を担当していますが、業界特有の難しさがあると感じています。半導体業界は加工方法や条件にノウハウが詰まっており情報を開示していただけることがかなり少ないです。様々な半導体加工工程に当社工具を使っていただいているのもあり、知識がないと何を求めているのかを正確に把握できないことが多々あります。
また急速に成長していく業界なので常にアンテナを高く張り最新の知識を更新し、先を見た工具開発をしていく必要があります。
この難しい課題に協力して取り組める社風や一筋縄ではいかない課題をみんなでやり遂げることができるのが当社の魅力の一つかなと感じます。
社会人になっていっそう感じますが、経験は何にも代えがたい財産だと思います。何か新しいことに挑戦する時や、今までやったことに取り組むときは色々なことで迷うことがあると思います。私の学生時代を振り返ると、国内や国外学会は、最初すごくハードルが高く自分の学んでいる学問を理解し、言葉にし、専門家の前で発表するのは苦労しました。初めての学会のときは全然うまくいかなく落ち込みましたが、真剣に物事に取り組んでいる姿勢が見えれば攻める人はいなく、むしろたくさんのアドバイスをいただけたことを今でも覚えています。一歩踏み出してしまうとそこから先は何とかなります。たとえそこで失敗したとしても学生時代の失敗は得るものの方が圧倒的に多いと思います。
当社のエンジニアも真摯に取り組んでいれば必ず頑張りを汲んでくれます。
日々、お互いの持つ知識を持ち寄りながら問題解決に対する話し合いを行っています。
是非、一歩踏み出して色々なことに挑戦してみてください。